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ロラパルーザ・ブラジル2017感想  その1 

どうも。

 

見て来ましたよ。

 

 

 

 

僕の生活には欠かせないものです。ロラパルーザ・ブラジル。今年もこれをレポートしましょう。

 

 

今年で6回目で年々、サンパウロ市内での注目度も非常に高くなってきているんですが、今年遂に動員が19万人に達しました!これまで16万とかだったはずですが、一気に伸びましたね。やっぱ、メタリカ、ストロークスとヘッドライナーが大きかったからだと思います。

 

 

 ただ、今年は運営側にとって大きな年にしたいとするあまり、かなりトラブルもありました。それがチケットの売り方や、リストバンドのモダン化に伴う大混乱で,実は僕も巻き込まれています。

 

 

 今年一番驚いたのは、過去5回、当日の券だけ持って行って、入り口でリストバンド交換をするというのが習慣でしたが、今年から急に「リストバンドの方式を変えたから、引き換えるには両日のチケットが必要」ということに急になったんですね。困ったことに僕は1日分しか持っていませんでした。そして、受付で言われたまさかの言葉。

 

 

「取りに帰ってください」

 

 

ガーン!

 

 

 正直、おまけしてもらえると思っただけにものすごいショックでしたね。しかも午後2時半で、これからステージが活発しはじめるときだったのに。

 

 

 幸いにして、僕のアパートは会場のインテルラゴス・サーキットから車で30分程度の距離だったのでなんとかなりましたが、それでもウーベルの往復と、リストバンド交換で食った時間は3時間近く。あやうく、僕がその日最も見たいと思っていたThe 1975のライブを見そこねるとこでした。ただ、まだマシな方です。これが市外の人とか、別の州から来た人に同じことが起こったとしたらゾッとします。

 

 

 そのリストバンドなんですけど、すごくモダンなものでして、リストバンドに課金して、中の飲食がバーコード読み取るみたいに機械でピッとこすれば買えるシステムなんですね。まあ、たしかに使い慣れると便利なんですが、導入して間もない場合は、非常にやっかいでしたね、これは。

 

 

 そうこうしているうちにロスが3時間。リストバンドが交換し終わったのは5時30分でした。そのせいで、グラス・アニマルズを完全に見れず、ケイジ・ジ・エレファントは外で音聴いて、最後の曲だけ生で通りかかりましたが、これで3回目の出演の彼ら、第1ステージでものすごい動員になってましたね。あ〜あ、見たかったよ。

 

 

<17:30 The 1975 第2ステージ>

 

 そして第2ステージへ。ここがゲートから一番遠くにあるステージなので、たどり着くのに一苦労。着いたときにはもう1975ははじまっていて、オープニングの「Love Me」が半分くらい聴けませんでした。くやしかったけど、ウーベルで帰ったのでこの程度の被害で済んだことにはむしろ感謝しましたが。

 

 

 で、1975、僕、今回初めて見たんですが、彼ら自身,初のブラジルでした。ただ、正直、お客さんの入れはもうひとつだったかな.ブラジルの新聞は「いっぱい入ってた」と書いてははったんだけど、3年前に同じ場所での同じ時間帯で、イマジン・ドラゴンズのすさまじい人の入りを覚えている感じからは、それの6割ほどでしたね。彼らはイマジン・ドラゴンズと違って、サンパウロのFM局のサポートを余り受けなかったんですが、そういうとこでの差でしたね、これは。

 

 ただ、女の子を中心に噂にはなっていたのか、黄色い歓声でキャーキャー言って騒がれてましたね。フロントマンのマット・ヒーリー、モニターで大写しになると、確かに男前でしたね。ブランドものっぽいロング・スリーヴのシャツをあけて歌ってましたけど、大写しになった顔を見るや、僕の大学のサークルのときの友人にそっくりだったことを思い出してハッとしました(笑)。目とか鼻筋とか、体型とかがソックリで。「ああ、あいつ、やっぱイケメンだったんだな」と思ったのに加え、「マット、やっぱりそういうセンスでも80sっぽいのかな」と思ったりもしましたね。

 

 ライブそのものは、ほぼ音源通りを忠実にやってる感じでしたね。サポートにサックスがいるとこまで、ちゃんと再現出来ててね。彼らの場合、サックスと、あのカッティング・ギターとシンセでの80sっぽさって肝ですからね。あと、地味ながらギターとシンセを1人2役でやってるアダム・ハンにミュージシャンとしての才能を感じましたね。

 

 彼らのソングライティングの、80sから現在のエレクトロ、R&Bも拾えるレンジの広さは僕もかねてからこのブログで絶賛していることで、その点に関しては楽しめました。ただ、マット、体調よくなかったのかな?あれだけ華のあるセクシーなフロントマンの割にはそこまで客を掴みにいってはいなかったし、煽りが少なかった。そこはまあ、そこまで問題ではないのですが、気になったのは歌唱ですね。前から映像での姿を拝見した際も、「シンガーとしてはちょっと線が細い感じがあるかな」と思っていたのですが、この日は曲が進めば進むほどに声が出なくなってましたね。終盤のハイライトにしないといけなかった「The Sound」で声枯れも起こしてましたが、ちょっとこのあたりは今後に課題を残したのかな、という感じでしたね。

 

 

<19:30 The XX 第2ステージ>

 

 The 1975が終わって、1時間ほど休憩して、次のThe XXへ。その間、第1ステージでは、意外にもブラジル初上陸だったランシドが結構盛り上がったライブをやってましたね。ご飯食べながら横目で聴いてて「Ruby Soho」とかをなつかしいなと思いながら聴いていました。

 

 で、The XXですが、今回の準ヘッドライナーです。「第2ステージ」といってもバカにしてはいけません。実は、人の収容の数で言えば、第1よりも大きいんです。ここはステージが谷底になっていて、そこの収容人数こそは多くないんですけど、斜面がやたら広くて、そこに数万人規模、多分全部で5万人くらいの人が入れそうなんですよね。そういうとこでのシメを彼らがつとめる訳ですが、駆け出しの頃を覚えているだけに、「大きくなったなあ」の感慨には浸りましたね。

 

 ただ、実はブラジルでも結構人気があることはわかってました。2013年に彼ら、サンパウロの3000人くらいのホールでライブやってるんですが、そのとき数日で売り切ってましたからね。僕もたかくくってたら、発売日に「もう半分以上売れた」と聞いてあわてて買いに行ったくらいでしたから。

 

 で、開演前から人がゾロゾロ集まるのなんの。やっぱり人気は本物だったんだな、と改めて思いましたね。そしてXXの3人が登場すると、その時点でもう割れんばかりの大歓声。スタジアム・ライブ級の興奮になっていましたね。

 

 

 

 

 ロミー、オリー、ジェイミーの3人が定位置について、新作「I See You」からの「Say Something Loving」でスタートすると、そこからは大合唱の嵐でしたね。「Crystalized」「Islands」と定番人気曲を立て続けたこともあって、それが加速された感じでしたね。

 

 ジェエイミーは相変わらずDJ、ドラム、鍵盤で、ロミーとオリーの紡ぐストーリーの音の演出家として息を飲むような芸達者ぶりを発揮していましたが、この日の主役はロミーとオリーでしたね。2人のシンガーソングライターとしての説得力が上がってるのなんの!前は2人して本当に暗く内向的なイメージだったけど、観衆に心開いて訴えられるようになってきたというかね。2人とも声が前に出てくるようになったし、特にロミーはよく動くようになってギターのフレージングもよくなりましたね。

 

 

 そしていつも仏頂面だったオリーが笑うようにもなって。彼、2013年にサンパウロのホールでライブやったときに、終始無愛想のままだったのに、最後になって「僕たち初めてここに来たのに、こんなにも熱い歓声飛ばしてくれるなんて・・」と感極まって涙声になったんですね。それが今回は、さらに倍加した熱狂的歓声に驚きながら笑顔で返せるようになった。「変わったな。そして大きくなったな」と思いましたね。

 

 

 ただ、どんなに今作でサウンド的に多用となり、開かれて行こうと、心の奥底の孤独に語りかけるようなスタイルも変わらないですね。ロミーの、地声っぽいんだけど、つややかで響きの良い声でこれをやられるとやっぱり強いですね。

 

 

 選曲的には今回の3枚目と、今のモードで進化したデビュー作、そしてたまに2枚目の曲を挟む感じでしたけど、後半のクライマックスは「Loud Places」で来ましたね。ジェイミーのソロ作でロミーをフィーチャリングしたアッパーな曲ですけど、ここで客が大団円になりましたね。これ見て、「ああ、このお客さんはクラブ界隈でつかんだんだ」としっくり来ましたね。あと、お客さんに黒人が多かったんですけど、R&B/ヒップホップのファン層の受けも良さそうですね。

 

 

 このあとにライブは「Om Hold」でもうひとあがりあったあとに「Angels」でしっとりとシメました。

 

 

<21:30 メタリカ 第1ステージ>

 

 

 そして、この日のヘッドライナーはメタリカでした。彼らはブラジルには最低でも2年に1回、来るときは毎年来てる人たちで、そのたびにチケットも売れるので、今回のロラもまずは集客的には安全パイと言われて来ました。実際、この日だけで10万人集客しましたから。

 

 

 ただ、その場に居合わせた実感からしたら、そんなに会場、メタルヘッドが集まってた印象はなかったし、むしろ古株のメタル・ファン、少なかったんですよ。彼らのうちの頑なメタルファンはむしろ来てなかったですね。あと、50近くの彼らのファンは、第1ステージの縁のところで体操座りして見てました。だから入場の時、入るの大変でした(笑)。このステージはフロア部分が非常に広くて、たとえるなら幕張メッセの野外版みたいな感じなんですけど、そのフロア部分の後ろはモッシュが出来そうなくらいに開いてたし、実際にやってた人、いました(笑)。

 

 

 どっちかというと、メタリカと同じ時間に裏でやってたチェインスモーカーズの客と相乗効果になって多かったんじゃないかと思います。例年EDM系の客はものすごく多いので。ブラジルのメディアの報道、そこを見落としちゃうんですけどね、いつも。

 

 

 僕はここで何度も言っているようにチェインスモーカーズってすっごく嫌いなので(笑)、それで腹決めて「今日はメタリカ、全部見よう!」と決めて来ました。彼らのライブは2003年に「セイント・アンガー」のときに代々木体育館で見ただけだったんですが、正直、その時の印象が良くなかったのでためらったんですけど、今回改めて、新作と、リアルタイムでそこまで熱心に聞いてなかった1枚目と2枚めを重点的に聴いてライブに備えました。そしたら、それが見事に功を奏しました、

 

 

 

 ライブは最新作の「Hardwired」から「Atlas Rise」へ立て続けて流れる展開ではじまりましたが、これがまず良かった。前に代々木で見た際に「随分丁寧な演奏するんだな」と思った僕の印象を吹き飛ばすように、良い意味で不規則で雑な演奏を、年齢お超越したスピードで展開。「ああ、これよ、聴きたかったの!」と思い、引き込まれました。「セイント・アンガー」の時期って、後にドキュメンタリーになったくらい、彼ら的には最悪な時期だったわけですけど、これが本来の姿だったんだなと思いました。

 

 

 そして、事前にチェックしていたセットリスト通り、やはり初期の曲、多くてですね。まあ、大ファンの方からすれば「それは昔からよくやってるよ」という「For Whom The Bell Tolls」「Fade To Black」「Whiplash」「Seek And Destroy」といったあたりなんですけど、今回の「Hardwired To Self Destruct」がその頃のエナジーを意識した作品なので、食い合わせが良かったんですよね。新作からのプレイが、彼らほどの大ベテランにしては多い5曲。そこにプラス、その4曲ですから、セットリストのほぼ半分が高速ナンバー。もちろん、おなじみの「マスター・オブ・パペッツ」や「ブラック・アルバム」からの曲もやったわけですけど、印象としては、やっぱ速さで攻めてる曲の方が目立つ。そう思わせただけで、彼らの勝ちな感じがしましたね。

 

 

 そうした彼らのプレイぶりもさることながら、今回僕がいたく気に入ったのはジェイムス・ヘットフィールドのMCでしたね。この人のMC、噺家みたいですごく面白いのね(笑)。「キミたちがどこから来たか知らないが、ここに集まったからには、(ここから絶叫)キミたちは家族も同然だ!!」、「ノッてるか(Are you alive),、サンパウロ!!」「Do you like heavy? Do you want heavy? (ここから、ゆっくりと絶叫)DO YOU NEED,,HEAVY!!!」とか、こういうやりとりで(笑)。このテンションの高さで、会場、結構、メタルと無関係そうな若い人も多かったのに、これで一気につかんでましたね。これ見て、こういうショーマンシップ、必要だなあと思いましたね。昨今のロックに足りないことだとは確かに思います。

 

 

 この日は彼らもゴキゲンだったのか、2時間の予定だったステージが、制限時間の11時になっても終わったのがやっとアンコールの前。普通、この時間過ぎたら音鳴らしちゃいけない契約のはずなんですけど、そんなこと無視して最後の「Enter Sandman」まで、アンコールは3曲もしっかり長いヴァージョンでやってました(笑)。おかげで家路に着くの、結構大変だったんですけどね(笑)。

 

 

 

author:沢田太陽, category:ライヴ・レヴュー, 00:12
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最新全米映画興行成績

1(1)The Beauty And The Beast

2(-)Power Rangers

3(2)Kong;Skull Island

4(-)Life

5(3)Logan

6(4)Get Out

7(-)CHIPs

8(5)The Shack

9(6)The LEGO Batman Movie

10(7)The Belko Experiment

author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 20:18
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2日目の朝、体は重いけど・・

どうも。

 

 

いやあ、ロラパルーザ2日目の朝ですが、体がさすがにしんどいですね(苦笑)。

 

でも、すごく充実感あって楽しいのもまたひとつです。

 

 

今日はストロークスやらウィーケンドやらデュランですが、がんばってきます!

author:沢田太陽, category:-, 22:22
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最新全英チャート

どうも。

 

すみません,更新して寝たと思っていたところが更新されてませんでしたね。今、ロラパルーザに行く直前に書いてます。

 

 

では、行きます。土曜日恒例、全英チャート。

 

 

SINGLES

1(1)Shape Of You/Ed Sheeran

2(2)Galway Girl/Ed Sheeran

3(3)Castle On The Hill/Ed Sheeran

4(-)Passionfruit/Drake

5(4)Something Just Like This/Chainsmokers&Coldplay

6(-)Symphony/Clean Bandits feat Zara Larsson

7(5)Perfect/Ed Sheeran

8(12)Solo Dance/Martin Jensen

9(-)KMT/Drake

10(20)Ciao Adios/Anne Marie

 

 

エドのトップF叛蠅亙僂錣蠅泙擦鵑、今週はそこにドレイクが混ざってきました。彼の新作からの曲がトップ10に2曲、トップ100に22曲も入ってきました。

 

6位にはクリーン・バンディッツのニュー・シングル。今回のフィーチャリングはアルバムが出たばかりのザラ・ラーソンです。そして、その前の彼らの曲でフィーチャリングになっていたアン・マリーの曲がトップ10に入ってきています。

 

 

では、時間もないのでかけあしでアルバムに行きましょう。

 

ALBUMS

1(1)÷/Ed Sheeran

2(-)More Life/Drake

3(-)100/Vera Lynn

4(2)Human/Rags N Bone Man

5(-)Spirit/Depeche Mode

6(3)X/Ed Sheeran

7(-)So God/Zara Larsson

8(12)Beauty And The Beast/Soundtrack

9(4)Gang Signs&Prayer/Stormzy

10(6)+/Ed Sheeran

 

 

ドレイクでさえエドを抜けなかったんだなあ〜。良い勝負だと思ったんですけどね。

 

3位にはイギリスで戦前から人気歌手だった人です。デイムの称号ももらっていますヴェラ・リン。彼女の100歳記念アルバムが入ってきました。

 

 

そして5位に、先日特集したデペッシュ・モードの新作が入ってきました。これでデビュー以来、14作連続のアルバム・トップ10入りです。ちなみにドイツとイタリアでは1位を穫っていましたね。

 

 

7位にはクリーン・バンディッツのフィーチャリングの曲も出たばかりのザラ・ラーソンのデビュー・アルバム。彼女の本国のスウェーデンではこれが初登場1位でした。

 

 

では、これからロラパルーザに行きます。

 

 

 

 

author:沢田太陽, category:全英チャート, 09:41
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今週の土日はロラパルーザ・ブラジル

JUGEMテーマ:洋楽好き♪

どうも。

 

 

いよいよ迫ってきました。今、これの準備で忙しいです。

 

 

今年はこういう顔ぶれです。

 

 

今年のヘッドライナーは

 

 

 

 

なかなか豪華ですよ。初日がメタリカで、2日目がストロークスですから。世間的には「誰それ?」とはなりにくいものだと思います。

 

 

そして準ヘッドライナーもエラく豪華です。

 

 

 

初日がThe XXで2日目がウィーケンドですからね!これもすごく楽しみです。特にウィーケンドは今見てなくてどうする!って時期ですからね。彼がストロークスの直前に見れるというのは非常にオイシイです。

 

 

ただ、個人的期待はヘッドライナーから数えて3番目のアーティストですね。

 

 

 

まずは、やっぱ、The 1975ですよ(笑)!この1年、何度、同じようなことを言ってきたことか。彼らが初日のその位置で

 

 

 

 

わが中学時代の最大のアイドル、デュラン・デュランが2日目のその位置ですよ!なんかもう、感慨深いな〜。少なくとも過去3度、セールス的にものすごく落ち込んで、「もうさすがに懐メロ・アーティストに格落ちだよなあ」と思っていたデュランが踏みとどまり続けて、最新作が英米でトップ10に返り咲いて、ロラパルーザみたいな、ある程度、こだわり派のロックファン向けに選んだフェスで、その位置で出演するんですから!僕自身、彼ら選ばれたけど「ストロークスの真裏の小さいステージのトリとかなら嫌だなあ」と思ってました。実際、スマッシング・パンプキンズが2年前にその対応にされて、少ない客の前でやってましたからね。でも、今回、しっかりメイン・ステージの夕方。ライブは過去に7回くらい見てますが、感無量です。

 

 

あと、今回僕がフルで見る予定は

 

 

 

 

こういうのを早い時間に見れるのが、このテのフェスの醍醐味です。

 

まず、ケイジ・ジ・エレファント。彼らはブラジルで人気の高いバンドでですね、ロラ出演はこれで3回目。最新作はそんなに売れなかったのに、グラミーの最優秀アルバム受賞なんてしてますからね。シンプルだけど、すごく趣味の良いロックンロール・バンド。しぶとく残って行く気がします。初日の昼のメインステージです。

 

 

そしてキャットフィッシュ&ザ・ボトルメン。彼ら、なめられがちですけど、デビュー作は100週以上、イギリスのチャートに入り続けていて、セカンドもロングヒットしそうな売れ方です。あの国では1位になったバンドですしね。今のイギリスって、バンドの売れる数は随分減ったけど、そのかわり売れるものは重宝される流れになっていて、彼らはその波に乗ってる感じですね。2日目の昼のメイン・ステージです。

 

 

そしてグラス・アニマルズ。彼らはサウンドのR&B対応がうまくて、本国イギリスよりむしろアメリカでいい結果を出しています。初日は彼らから見はじめます。

 

あと、僕が見るもうひとつの予定が

 

 

 

ブラジルならではですね。このセーウというブラジルの女性シンガーソングライター。この人の去年のアルバムは、ブラジルのメディアの年間ナンバーワンに続々と選ばれていました。これまでどちらかと言うとアコースティックだった作風だった人が、エレクトロ・グラム路線に変わってビックリの成功、といった感じですね。僕もそのアルバムは愛聴していたので楽しみです。

 

 

あと、時間帯がかぶって見れない、非常にくやしいものもあります。

 

 

ひとつはティーガン&サラ。彼女たちはThe 1975の真裏。そして、もうひとつ非常にくやしいメラニー・マルチネス!彼女のアルバムもすごく聴いてたのに、時間帯、ウィーケンドの真裏ですよ!ああ。メラニー、もっと早い時間帯だと思ってたのに。思うに、今、そのアルバムが全米チャートで80週超えてまだトップ100に入ってるなど、大ヒットしてることが認められて格上げされちゃいましたね。次のアルバム、売れそうですが、いい時期見損ねちゃうなあ。

 

そして、これも見れません。

 

 

 

チェインスモーカーズとフルームですね。まあ、チェインスモーカーズなんて見れなくてもどうでもいいんですけどね(笑)。今、聴いてて最も不快指数のあがるアーティストなので。メタリカの真裏です。ただ、フルームは見たかったなあ。彼はストロークスの真裏なんですよ。これがチェインスモーカーズと逆になれば途中からかけつけたんだけどねえ。

 

 

ってな感じです。

 

 

author:沢田太陽, category:フェス, 19:28
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デペッシュ・モード 全オリジナル・アルバム From ワースト To ベスト マイ・カウントダウン

JUGEMテーマ:洋楽好き♪

 

どうも。

 

今日はこういう企画をやりましょう。

 

 

 

先週の金曜日、シンセ・ポップの大御所中の大御所、デペッシュ・モードが最新作「スピリット」を発表しました。も〜う、これがすごく好きで毎日聴いています。

 

デペッシュというと、僕が中学生のときからいる人たちで、かなり初期から見て来ているので、今のベテランとしてのしっかりとした貫禄ある姿を見るのも感慨深いものがあるんですけど、今日はですね、ズバリ

 

 

 

彼らのこれまでの全14作のオリジナル・スタジオ・アルバム、これいに僕が14位から1位までのランクをつけてみることにします。これ、去年、プリンスで同じ企画をやったんですけどね。それの2回目です。

 

ちなみに、デペッシュ・モードというのはすごい人たちでしてですね。ひとつすごい記録を持っています。それは

 

 

デビュー・アルバムから現在まで、オリジナル。スタジオ・アルバムは全て全英トップ10入り!

 

 

枚数にして前作までで13枚。今作も中間発表の時点では2位の予想だったので、確実に14枚目のトップ10には入ると思われます。

 

 

この記録、なかなかないんですよ。いろんな人気アーティストでも、全部全英アルバム・トップ10はなかなかいません。まだ若い人ならチャンスのある人いますけど、そういう人たちだって90sのアーティストでさえまだ10枚超えてませんからね。デペッシュ以上にすごい記録の持ち主はせいぜいローリング・ストーンズくらいで、同世代でモリッシー(ザ・スミスとソロをあわせて14枚全部トップ10入り!)がいるだけです。ちょっと意外な感じしません?クイーンでもアイアン・メイデンでもレディオヘッドでも、この記録は作れていませんからね。オアシス、ブラー、コールドプレイがせいぜい半分です。

 

 

では、カウントダウン形式で14位から行きましょう。

 

 

14.A Broken Frame(1982 UK#8)

 

 まず最下位は1982年発表のセカンド・アルバムですね。これには根拠があります。このアルバムは前作でリーダーシップを握っていたヴィンス・クラークが脱退して、マーティン・ゴアがはじめて主導権握った作品なんですね。ただ、いかんせん、この頃のマーティン、まだシンセのリフのセンスがどうしようなく悪い。加えて、デビューのときにかなり下手だったデイヴ・ガーンもまだまだシンガーとして弱い。これこそが現在にまでつながる本当の意味でのDMのスタート・ラインです。ただ、それでも、前作の余波があったとはいえ、全英8位のヒットは立派なんですけどね。

 

 ただ、この1982年という年はデュラン・デュランの大ブレイク年です。エレポップならヒューマン・リーグやソフト・セルが世界的にも大ヒットを飛ばしてました.この頃からDMも一応日本のメディアで紹介されてはいましたけれど、やっぱ、当時だとグラビアはあってもモノクロで1ページとかそんな感じで,やっぱ扱いは地味だったんですよね。で、曲はまだ今みたいなダークな感じじゃなく、一応はじけられる要素もあったんで一応アイドル扱いもされてましたが、それが彼らの本格的評価を遅らせる理由にもなってましたね。

 

 

13.,Exciter(2001 UK#9)

 

 このアルバムで、英米圏だと人気下降しちゃうんですよね。それまでトップ争いしてたんですけどね。

 

 ただ無理もないですね。これはちょっと聴くのしんどいアルバムです。マーティンらしいセクシーなメロディはすっかり影を潜めて、あんまり似合ってないアンビエントとか、この頃少し流行ってたフォークトロニカの方向に行ってるんですけどね。それであんまりにも売れそうにない予感を本人たちも感じたか、申し訳なさそうに「I Feel Loved」みたいな従来の路線の曲が唐突に混ざったりもして。

 

 DMって、彼らほどの大物ではありながらも、アルバムのリリース間隔が5年以上開いたことが今まで一度もないんですね。僕が彼らを再評価するに到った理由もそこではあるのですが、ただ、もしかしたら、このアルバムは一回飛ばしても良かったかもなあ。思うにこの頃、メンバーが倦怠期でDMの創作に向かってなかったんじゃないのかな。この直後にマーティンとデイヴがソロ作を出すのも納得です。

 

 

12.Sound Of The Universe(2009UK#2)

 

 このひとつ前のアルバムが割と好評だったこともあって期待されてますね。チャート実績上は良い作品なんですが、「全盛期の感じを取り戻してみた」までは良かったものの、そのあとにどうしたいのかが見えないまま終わってしまった感じですね。

 

 このアルバムがいけないのは、良い・悪い以前に、「印象に残らない」ということですね。先行シングルのタイトルからして「Wrong」ですが、なにかがおかしかったか。

 

 

11.Ultra(1997 UK#1)

 

 このアルバムは、バンド内で起こったドラマがあるゆえに愛している人が結構多いアルバムではあります。サウンド・メイキングに貢献していたアラン・ワイルダーが脱退。そしてデイヴの自殺未遂。そんな、暗黒を乗り越えて作っただけあって、「世に出るだけでも良かった」という人もいるのも事実です。

 

 ただなあ。僕、アルバムの客観的な内容で好きじゃないんですよね、これ。ちょっと曲によってはバンド・サウンドに行き過ぎだし、ストリングスによる壮大なバラードまであったりして。ちょっとサウンド的にアイデンティティ・クライシスのはじまりだったりしたのかなあ、と改めて聞き直しても思ったんですけどね。

 

 あと、「暗い」のは毎度のことですが、これは聴いてて精神的に重た過ぎ。ゆえに当時からちょっと敬遠してました。

 

 

10.Delta Machine(2013 UK#2)

 

 一作前の、これも一般的な印象は地味ですけど、これの一部に好感を持っていたことが、今回の新作への僕の期待値の高さにつながっていたことも事実です。

 

 というのも、先行シングルの「Heaven」をはじめ、彼ら、枯れたテイストを表現する楽曲ってすごく良いんですよね。そこでこうも思ったわけです。「シンセ主体のエレクトロのアーティストで”枯れる”表現した人って他にいる?」。ここのポイントがすごく面白いと思ったんですよね。もしかして、このまま彼らが老成する方向性に進んで行ったりしたら、かなり唯一無二の存在になれるのではないか、と。

 

 その意味では、このアルバムはあと一歩だったんですよね。枯れた味わいで統一すればすごく良かったところを、中途半端に楽曲バラエティに富んでて方向性が絞れていない。「ここをガッチリ固定すればかなり良いアルバムなのになあ」と思ったものでした。

 

 

9.Construction Time Again(1983 UK#6)

 

 DMが今の路線にグッと近づいたサード・アルバムですね。マーティンの曲がダークでセクシーな路線となり、アランがプロデュース補助的な立場で入ったことにより、楽曲にガッシリとした骨格が出て来ましたね。

 

 まだ一部楽曲に青臭さがあるのでこの順位ですけどね。ちょうど、ここからのヒット曲「Everything Counts」がいみじくも過渡期の姿を端的にとらえてますけどね。

 

 ただ、このアルバムで、当時アリソン・モイエとのエレポップ・デュオ、ヤズーをやっていたヴィンス・クラークには並びつつあったのかなあ、とは改めて聞き直して思ったことでした。ただ、この時期でもまだデュランやティアーズ・フォー・フィアーズ、シンプル・マインズとライバルはたくさんいた時代ではありましたけどね。

 

 

8.Speak&Spell(1981 UK#10)

 

 これがデビュー作ですね。何度も言ってるように、このときはヴィンス・クラークのバンドです。さすがにマーティンのセカンドのときよりこのときのヴィンスの方が、シンセの扱いにも、ソングライティング的にも圧倒的に上ですね、シンセ・ポップ・クラシックとなった「Just Can't Get Enough」を筆頭に「New Life」「Dreaming Of Me」とエレポップの上質な曲は並んでいます。

 

 ただ、これ、たとえば比較対象がOMDとかゲイリー・ニューマンで良いならこれで十分ではあるんですけど、やっぱり、その後のDMの世界観とはあまりに違いすぎる。なので、ディスコグラフィに混ぜるのも本来は軽く違和感があるんですけどね。ファンの中でも人によってはキャリアにカウントしてない人も珍しくはないですからね。

 

 

7.Playing The Angel(2005 UK#6)

 

 新作が出るまではこれがアラン脱退後では一番好きでしたね。

 

 2000年代前半のソロ活動を終えてリフレッシュしたからなのか、「もう一度、デペッシュ・モードらしいことを」ってな感じで、黄金期のフィーリングを感じさせる曲が目立ちもします。シングルにもなった「Precious」「Suffer Well」に関しては僕も当時「やっぱ良い曲書くよなあ、DM」と思って、ちょうどキラーズのデビュー作をガンガン聴いてた最中に割り込んで聴いていたものです。

 

 

 このアルバムですが、後のアルバムでのチャートやツアー規模を考えると、ファンを取り戻すことには成功したアルバムだと思います。ただ、黄金期ほど世間一般での注目を浴びなかったのは、このアルバムが後半やや失速するからなのでしょうか、トータルではなく、一瞬のひらめきだけの観点で見ればもっと高い位置につけてもおかしくない作品です。

 

 

 

6.Some Great Reward(1984 UK#5)

 

 もう、ここからが今につながるDMですね。歌詞のテーマもSMを主題にした「Master&Servant」なんかも入りはじめて、退廃美の方向にも流れはじめてね。このアルバムのときに、エレクトロ・ミュージックの故郷であるドイツで録音したことも大きかったかな。

 

 あと、このアルバムから1985年に「People Are People」のヒットが出て、アメリカのシングル・マーケットで初のトップ20入りも果たしたんですよね。ちょうど85年というと、MTVにかわいがられたグッド・ルッキングなイギリスのニュー・ウェイヴ・アーティストに陰りが見え始めて、本格的なアーティストのクオリティが求められはじめていたとき。彼らがその絶好の位置にこのアルバムでさしかかったのは言うまでもありません。

 

 ここから彼らはアメリカ進出の足がかりをつかみますが、この作品でドイツや北欧での人気も決定づけたりもしています。

 

 

5.Spirit(2017)

 

 はい。この新作はズバリ、いきなりこの位置です!実際、音楽メディアもレヴューによっては、このくらいの高評価なとことも結構ありますが、僕も大賛成ですね。

 

 根拠は以下の通りです。まずひとつめが「成熟」ですね。「デルタ・マシーン」のとこでも書いた、「エレクトロのまま枯れたらカッコいいんだけどなあ」ということを、今回彼ら、こちらが望む通りにしっかり枯れています。曲によってはもう完全にブルースなノリも見受けられますね。彼らならニック・ケイヴが今到達してるようなドス黒い渋さに電子音のまま到達できると思っていましたが、その通りになりましたね。

 

 あと、その成熟に基準を合わせた、首尾一貫とした「統一性」。ここも大事です。この軸がしっかりしたからこそ、迷わない表現が出来ているようなものです。

 

 そして、彼らが今回のアルバムにかける「熱さ」。ここも、過去にしばらくなかったものですね。今回の作品では「Where's The Revolution」に顕著なように、世の右傾化やポピュリズムに警鐘を鳴らす、これまでの彼らにないほどポリティカルな作品になっているんですね。どうやらデイヴが、彼の娘が昨年のアメリカ大統領選でヒラリーがトランプに負けたのにひどくショックを受ける姿を見て触発されたのが大きかったようですが、こういう「歌うための理由」がハッキリしたときって、そうした高いモチベーションが垣間見れるものなんですよね。

 

 彼らくらいのベテランになると、「もう最盛期は過ぎたし、今頃ほめるところも」みたいな感じにもなりがちなんですけど、僕は今回のアルバムを単なる「過去のスター」の作品として受け流すと、多くの批評家たちがデヴィッド・ボウイが「hours」「Heathen」「Reality」が出た当初の過ちをくり返すことになるんじゃないかと思ってます。これらって、ボウイの復活を十分示しうる作品だったのに、そういう批評の盛り上がりには国際的にならなかった。なのに間隔あけて「The Next Day」で復活したら、方向性が大して大きく変わったわけでもないのに、手のひらを返されたように大絶賛になってね。なんかそれに近いことが彼らにも将来起こりそうな気がしてます。

 

 

4.Songs Of Faith And Devotion(1993UK#1)

 

 彼らがセールス的にもっとも売れてたときの作品ですね。

 

時代はオルタナティヴ・ロック全盛時でしたが、その波も上手く行かしていましたね。この作品にはナイン・インチ・ネールズや、後にPJハーヴィーやスマッシング・パンプキンズも手がけることになるフラッドが参加してますからね。それゆえに「I Feel You」「Walking In My SHoes」みたいな、エレクトロをヘヴィなロック・フォーマットにあてはめるのもうまくいきましたね。前作が彼ら史上一番成功したアルバムだったわけですけど、そこからさらにガンガン攻めたわけです。

 

 当時、オルタナ青年だった僕はひたすら興奮しましたけどね。フラッドで正直、もう一作作って欲しかったのですが、この直後にアランが脱退し、デイヴが自殺未遂。サウンドよりも彼らの実生活の方がヘヴィなものになってしまいました。

 

 

3.Music For The Masses(1987 UK#10)

 

 これが当時イギリスで10位までしか上がっていなかったことの方が不思議ですね。僕の記憶だと、これがアメリカでアルバム最高30位台だったものの、ロングヒットしたことでアメリカでのカリスマ化の足がかり(同じ頃、キュアーも「Kiss Me Kiss Me Kiss Me」で同様のポジションにつきます)を作ったし、ファンの基盤として今も非常に大きなイタリアやフランスでの人気も決定的なものにします。

 

 

 このアルバムは、フォーマット的にはそのひとつ前のアルバムを継承したものですけど、とにかく「Never Let Me Down Again」「Behind The Wheel」「Strange Loveと名刺代わりの代表曲がこれだけあると、それだけでもう代表作ですけどね。彼らが最も良い曲を書いていた時期の作品だと思いますね。

 

 

2.Black Celebration(1986 UK#4)

 

 デペッシュ・モードが彼ら自身のアイデンティティを完全に確立したアルバムですね。

 

 「黒の祝祭」と銘打たれているように、このアルバムから彼らは本格的にゴスの代表的なアーティストになります。そして、これまでチープな印象が否めなかったシンセ・ポップの表現を曲調とサウンド・プロダクションで、よりダークでスケール感のあるものへと発展させます。

 

 さらに「Some Great Reward」のとこでも書きましたが、この1986年という年は、MTVのニュー・ウェイヴのアイドルが完全に死んだ年で、シリアスな本格指向のアーティストだけがその後のUKロックのシーンで残っていくわけにもなったんですけど、そこでザ・スミス、キュアー、ニュー・オーダーと並んでDMはいわば「四天王」的な存在で台頭することにもなるわけです。

 

 この頃になるとマーティンのソングライティングがかなり洗練されてきてますね。自らヴォーカルをとった「A Question Of Lust」でのセクシーさなんかその最たる例ですが、彼らがその後得意技にしていくサビの後半からアウトロのカウンター・メロディの余韻のカッコよさもここで確立された気がしますね。「Stripped」の後半の展開とか今聴いてもゾクッとするし、こういうパターンが「Enjoy The SIlence」とか「Walking In My Shoes」あたりにもつながって行ったかなと。

 

 

1.Violator(1990 UK#2)  

 

1位はやっぱりこれしかないですよね。

 

 これが彼らにとっての初の全米トップ10入りアルバムです。そして「Personal Jesus」「Enjoy The Silence」「Policy Of Truth」と、全米トップ40シングルが3曲も出て。特に「Enjoy The Silence」がトップ10入ったことは、当時UKロック派の人にとってはかなり大きなニュースでした。

 

 これは「Black Celebration」からのモードを「MUSIc For The Masses」を挟んで、1、2、3!と一気に駆け上がって完成させた感がありますね。言うなれば、三部作(というわけでもなかったんでしょうけど)の最後の部分が劇的なフィナーレで出来上がったみたいなカタルシスがあるというかね。

 

 そして、このアルバムが特筆すべきところは、シンセ・ポップでありながらも、既にブルースにも相通じる肉感的な汗の部分を体得していることですね。その代表としてやはり「Personal Jesus」でのスライド・ギターはあげないといけませんけどね。「ああいう方法論はありなんだ」とは当時からビックリしましたね。あの当時、ヘヴィ・メタルのブームの頃、「ブルーズ回帰」なんてやってるバンドもありましたけど、それが電子音でも音楽でも可能なのかと。さらにここから、マーティン・ゴアがシンセ以外にもいろんな楽器弾くようになって、サウンド的にも拡張した。その意味でも大きいかな。

 

 あと「Personal Jesus」って、後にジョニー・キャッシュが「American Recordings」の中でカバーしてそれで再び有名にもなりましたけど、そういうことが実際に可能だったように、この頃から彼らはすでに「枯れる方向性」をすでに確保していたわけです。「でも、それが完全に活かせたアルバムってまだ作ってないよなあ」と思っていたところにできたのが、今回の「Spirit」だったわけです。

 

 

・・と、こんな感じでしょうかね。

 

 

 で、実はこれを書いてる最中に、デペッシュ・モードの来年3月のサンパウロ公演が発表されてビックリしてます!日時は3月27日で、僕がデヴィッド・ギルモアのライブを見たのと同じ、アリアンツ・パルケっていうサッカー・スタジアムなんですけどね。彼ら、これが24年ぶりの南米ツアーらしいんですけど、それくらい今回やる気なのかな。日本にも1990年以来行っていないので、なんとか来日も実現すると良いですけど。日本での不在が、不当な過小評価にもつながっていると思うのでね。

 

 

 

author:沢田太陽, category:配信, 08:18
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