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そりゃないよ、サマソニ!
 どうも。


サマーソニックのラインナップ、見ました。ショックです!

よりによって





フォスター・ザ・ピープルが3番目のステージの後ろから3番目なんて!!!


いや〜、これは納得いかないですねえ〜。だって、来日公演してソールドアウトの公演やってるわけでしょ?しかも日本の音楽誌の年間ベストだって上位に入ってたでしょ?それで「海外と日本の差が…」みたいな常套句は通用しないし。話題性から考えて、どう考えてもスタジアムだと思っていたのに…。


なんでだよ〜。ブラジルだとメイン・ステージのサブ・ヘッドライナーで、オーディエンスがもっとも盛り上がる瞬間作れたくらいに盛り上がったのに。くしくも
このレビュー
でも書いたように、大観衆の入ったライブでの方が実力発揮できるほど、ライブでの堂々とした立ちっぷりもすごく良いバンドなのに。


もしかしたら、まだ「シングル・ヒットだけのまぐれの一発屋」みたいに思ってるのかな?だとしたら本当に認識直した方がいいよ。一発屋どころかスマッシュ・ヒットなら結構多いし、アルバムも結構いろんな国でロングヒットになっている。その理由が垣間見れるのがあのライブなのに!


なんか、せっかくブッキングしたのに、「インディ・ロックのバンドだから、こんな感じの位置でいいっしょ」みたいなノリで、せっかく普遍的な支持も期待できるアーティストの可能性の芽を摘むのってすごくもったいない。グライムスやセイント・ヴィンセントがこのステージというのであれば、「国際知名度上。仕方がないかな」になるんだけぢ、FTPはせっかく世界で結果出して、日本でもそれなりに話題になってた(少なくとも僕にはそう思えた)というのに。


だいたい、結果が出てもないグループラヴがスタジアムというのも何かの間違いだし、新作が世界的に話題になってないロストプロフィッツが今スタジアムなのも「なんで?」って感じだし。あと、フランツは大好きだけど、今回のこの夏のライブ露出は何もアルバム・プロモーションでもないわけだから、それこそ第2ステージのトリでも問題なかったし。調整もしようがあったと思えただけになおさら残念。


たしかに日本のフェス、前も言ったように頑張ってはいるんだけど、ただ、問題もないわけではなく、「2000年代以降のバンド」で、海外フェスのトリやってて日本のフェスでも行けそうなのって、実質コールドプレイとMUSEとアークティックとストロークスしかないでしょう?今のままだとまだアーケイド・ファイア、キラーズ、キングス・オブ・レオン、フローレンス&ザ・マシーン、ブラック・キーズはまだ難しいだろうし。



FTPが将来的に海外フェスのヘッドライナーまで取るバンドになるかどうかは現時点ではまだわからないけど、もし仮にそうなってしまったときに今回のこのサマソニでの配置は、「海外の本物のヘッドライナー」を日本で受け入れる土壌作りをまた怠ったと、長い目で見てなりかねないけどなあ〜。


う〜、自分が見に行けるわけではないけど、なんか悔しいな、これは。

author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 13:14
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最新全米映画興行成績

どうも。


今、息子のTomを、外出用におんぶで縛り付けるヤツで僕のお腹に縛り付けてこれを書いてます(笑)。彼にとってはどうも夜10〜午前2時が鬼門らしく、どうやっても泣き続けてとまらないので、一番効くこれでなんとか寝せています。でも、僕の呼吸の苦しさと、キーボードまでの距離の微妙な遠さがキツいですが(笑)。この状態がしばらく続きそうです(笑)。



では、火曜日恒例、全米映画興行成績、行きましょう(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。



1(1)Marvel's The Avengers

2(-)Dark Shadows



3(2)Think Like A Man

4(3)The Hunger Games
5(5)The Lucky One
6(6)The Five Year Engagement
7(4)The Pirates!Band Of Misfits
8(16)The Best Exotic Marigold Hotel



9(9)Chimpanzee
10(7)Safe


1位は先週に引き続き「アヴェンジャーズ」。興収は2週目に突入しても依然1奥ドル。すさまじい人気です。


その「アヴェンジャーズ」にどこまで迫れるか注目された「ダーク・シャドウ」ですが、初週は2900万ドルでその差を大きく開けられました。これはティム・バートン&ジョニー・デップによる、60〜70年代の同名TVドラマのリメイク。この映画版では」18世紀のヴァンパイアが70年代にタイムスリップする設定となっています。



ここ最近のこのコンビの作品は仰々しいだけで昔の切れがないゆえに僕も厳しいことを言いがちなんですが、今回はトレイラーを見たときに「ビートルジュース」あたりの軽妙さが戻って来たかなあ…と思って少し期待したんですが、Metacriticの採点では55点。う〜ん、期待したほどには高くないですね、やっぱ。


そして拡大公開で8位に入って来たのは「The Best Exotic Marigold Hotel」。これはイギリス映画で、定年退職した人たちがインドの定年者用ホテルで過ごす日々を追ったコメディ。出演はシュディ・テンチ、ビル・ナイ、マギー・スミス、トム・ウィルキンソンという、イギリスを代表するそうそうたるベテランばかり。これで悪いことの方が不思議なくらいですが、ただ、僕的にはちょっとそれでもシルヴァーすぎるかなあ。


この映画ですが、Metacriticでは62点と上々ですが、このメンツで考えるともう少し欲しかったか。ちなみに監督は「恋に落ちたシェイクスピア」のジョン・マッデンです。


さて来週ですが、僕的には非常に楽しみです。サシャ・バロン・コーエンの「The Dictator」。この愛すべきバカ映画(笑)のトレイラーでシメましょう。


 


author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 09:12
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最新全英チャート
どうも。


イギリスのプレミアリーグでマンチェスター・シティが優勝しましたね。僕みたいなサッカーあまり知らない人にしてみれば「オアシスが応援してるチーム」という認識で長いこと来ましたが、44年ぶりの優勝だそうで。ギャラガー兄弟、どういうコメントするんだろう。


さすがにブラジル住んでいると、意識しなくても情報が耳に入ってくるので、興味なくても何が起こってるくらいはわかるというか。今、ブラジルだと、州別のリーグ戦みたいなののファイナルと、リベルタドーレスという南米一を決めるリーグのベスト8くらいのが同時進行してるんですけど、この両方でサントスのネイマールがやたら大活躍なんですね。なので今、ブラジルでネイマールの顔を見ないで過ごす日というのがまずありません。彼、今20歳くらいなので、うちの坊やの成長過程では間違いなくヒーローになるであろうから、僕も気にして見てますけどね。


では、そんな感じで月曜恒例、全英チャート、行きましょう。


SINGLES

1(-)R.I.P/Rita Ora feat Tinie Tempah
2(1)Young/Tulisa
3(2)Call Me Maybe/Carly Rae Jepsen
4(5)Too Close/Alex Clare
5(3)We Are Young/fun. feat Janell Monae
6(7)Drive By/Train
7(-)Live My Life/Far East Movement feat Biever
8(21)Where Have You Been/Rihanna
9(10)Somebody That I Used To Know/Gotye feat Kimbra
10(8)Laserlight/Jessie J feat David Guetta


先週に引き続き今週も初登場1位ですね。1位に輝いたリタ・オラは今年のイギリスで最も期待の高い新人R&Bシンガーですね。コールドプレイの全英ツアーでもオープニングやってたそうです。この曲にそんなにピンと来る訳ではないですが売れそうなのはたしかですね。


7位に初登場はファー・イースト・ムーヴメント。フィーチャリングにはジャスティン・ビーバーなんですが、この人たちの曲はいつ聴いても10万人くらいの人が作れそうな感じでどうにも好きになれません(苦笑)。


8位はリアーナのニュー・シングル。「We Found Love」のあとのシングル・ヒットが決定的じゃなかったんですけど、これになるのかな。


では圏外に行きましょう。50位台から26位に急上昇したこの曲で。

 

間もなくニュー・アルバムが出るはずのテンパー・トラップですが、なぜか前作からのヒットであるこの曲が再浮上してきました。なんでだろうと思って調べたら、「The Voice」のUK盤でコンテスタントが歌ったからみたいですね。アルバム・リリース・タイミングに追い風になるか。


では、アルバムに行きましょう。


ALBUMS

1(-)Strangeland/Keane
2(8)Our Version Of Events/Emeli Sande
3(-)Standing At The Sky's Edge/Richard Hawley

4(5)21/Adele
5(2)Born To Die/Lana Del Rey
6(13)Heaven/Rebecca Ferguson
7(6)In Case You Didn't Know/Olly Murs
8(15)Making Mirrors/Gotye
9(-)In The Belly Of The Brazen Bull/The Cribs
10(3)Blunderbuss/Jack White


1位に初登場はキーン。シングル・ヒットの援護がなくても強いんだな、ファン・ベース。


3位にはブリット・ポップの時代(ロングピッグス!)から地味に活躍し続けるリチャード・ホウリーが2枚目のトップ10アルバム。でも、なんでまた3位に?


そして9位にはクリブスのニュー・アルバム。前作はヒットはしたものの、ジョニー・マーの加入で音がキレイになりすぎて、本来のクリブスの音を求める人からは不評(僕もそのひとりです)でしたが、今回はもとに戻った感じ…なんですが、今回、僕、あんまりピンと来ないから、これまた不思議なんだよなあ…。


では今週はこのあたりでシメましょう。







author:沢田太陽, category:全英チャート, 07:54
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ドラマ「Girls」〜ジャド・アパトウ推奨!20代インディ女子が作った「カッコ悪いセックス&ザ・シティ」
 どうも。


今日のネタはですね、実は1月近く温めていたネタです。ちゃんとよく吟味して書きたかったので、ここまでかかりましたが、すごく伝えたかったネタです。これです!







HBOで4月からはじまった注目のドラマ、その名もシンプルに「Girls」。これについて語ることにしましょう。



このドラマに関しては、2月だったか3月だったか忘れましたけど、「HBOで面白いドラマがはじまるよ」ということですごく気になっていました。それは





このブログで何度彼のことについて書いたかわからないほど、個人的に非常に大ファンであるジャド・アパトウ。彼が、20代の無名の女の子の書いた脚本のドラマにゴーサインを出しプロデュースを買って出た、という話を耳にしたからです。しかも、主演はその脚本を書いた女の子自身で、主要キャスティングは全くの無名の役者たち。



いや〜、これにはすごく胸が高まりましたね〜。アパトウというとあの偉大なる名作(笑)「俺たちニュースキャスター」から「四十歳の童貞男」「ノックト・アップ」「スーパーバッド」といった、2000年代に残るコメディの傑作を連発し続けた映画監督/プロデューサーで、1999〜2000年には伝説のテレビ・シリーズ「Freaks And Geeks」のクリエイターをつとめ、ジェイムス・フランコ、セス・ローゲン、ジェイソン・シーゲルといった、現在のハッリウッドの主演クラス俳優を3人も輩出させた伝説の才人。これまではどちらかというと「野郎コメディ」の印象の強かったこの人なんですが、昨年には「ブライズメイズ」で当てて女性コメディ路線への道も切り開いたばかり。その矢先のこの「Girls」、期待しないわけには行きませんでした。


話はこんな感じです。





主人公はニューヨークに住む24歳の女の子、ハンナ(レナ・ドゥナム)。第1話の冒頭で彼女は両親から生活費の仕送りのストップを言い渡されます。彼女はいい大学を出てはいるんですが、現在はある会社のインターンをしていて、残念ながらその会社は彼女をインターンから正社員に昇格させる見込みはありません。


「どうしよう」と途方に暮れるハンナでしたが、しかし、そんな彼女に





ルームメイトのマーニーは同情…するどころか逆に追い打ちをかけます。彼女はアート・ギャラリーのアシスタントとしてはなかなか優秀な人だったりするんですが私生活はとにかくわがままでハンナの財政カットに関しても「そんなの困る!」の一点ばり。ハンナとのルームシェアの部屋にはいつも彼氏を連れ込んでます。


そんなマーニーに場所を奪われるようにして、ハンナも彼氏の家に行きそれなりの性生活をエンジョイしますが、子供が出来たり性病になったりするのが怖いためにコンドームは絶対に欠かせません。


そんな2人には





ショシャーナという友達がいますが、この彼女がシャイなナード。普段の言動もちょっとトロい感じなんですが、部屋に「セックス&ザ・シティ」のポスターを貼っているようなタイプで、しかもまだヴァージン。そんなショシャーナには





イギリス人のいとこで、つい最近ショシャーナの1人暮らしの部屋に引っ越して来たばかりのジェサがいます。このジェサなんですが、自分のことを「現在に生きるヒッピー」だと思い込んでいて、会話内容は常に宇宙語で、何かと交信しているようにしか聞こえません(笑)。この登場の4人の人物の中で一番何をしでかすかわからない謎の人です。



…という4人の20代前半の女の子たちが、経済危機の後のニューヨークで生きる姿を描いたドラマ、それが「Girls」ですが、いや〜、僕、これ、すっごく好きですね!


去年の秋にこれとほぼ同じようなテーマ性で「Two Broke Girls」や「Subugatory」というドラマがはじまり、それはそれで面白いんですけど、こちらの方がより今現在のアメリカの女の子たちのリアルな生活感と本音が出ていてより強い共感が持てます。


あと、4人のキャラクター設定が絶妙で、この4人の間でおこるボケ・ツッコミのケミストリーも非常にうまく描かれています。


そして、これはこれまでのアメリカ・ドラマの流れの盲点を非常にうまいことついてますね。これまでどうにもSATCやデス妻みたいな「30代以上の女性群像」か、ディズニーやCWがターゲットにしそうなティーンの女の子の日常かのどちらかに割れそうだったアメリカの女性ドラマにおいて、「Girls」はその中間点の部分を描いています。この世代ターゲット自体は時期が違えば別に珍しいことではない(特にバブル崩壊後の日本はこのテの題材多かった気が)んですが、世相タイミングとバッチリ合った点で興味深いです。


そんなこのドラマですが、カギを握ってるのはなんと言ってもこの人です。





主演をつとめるこのレナ・ドゥナムなんですが、この人、すごいですよ。彼女、生まれは1985年でまだ26歳なんですが、なんと主演、原案、脚本、そしてエピソードによっては監督までつとめています!このドラマ、エンド・クレジットが面白いんですよね。この人の名前ばっかりで(笑)。



このレナなんですが、どうやら注目されるキッカケとなったのは、サンダンス映画祭に、自分が作った映画を持ち込んだところ、それが注目されたみたいなんですね。そこから広がってどうやらこのHBOでのTVシリーズにまでこぎつけたらしいです。



レナはこの「Girls」について「『セックス&ザ・シティ』と『ゴシップ・ガールズ』の間にある、本来そこが一番面白いはずの描ききっていない部分を描きたかった」と語っていますが、なるほどな、という感じがします。僕はそこに、MTVでやってた「ヒルズ」の要素もあるような感じがしますね。シチュエーションそのものがリアルすぎて、むしろ「ヒルズ」よりリアリティ・ショーっぽく見える瞬間さえあるくらいです。そして、そうしたリアリティ・ショー的な設定と「30 Rock」ばりのクセの強いキャラの立たせ方との組み合わせが、2010年代の今にこのドラマを存在させる強い動機になっているような気がします。


この「Girls」は批評的にもかなり好評でして、Metacriticで87点の高得点をたたき出しています。異例の若さのクリエイターの素朴な視点がウケた結果と言えますが、それをいち早く見つけて世に紹介したジャド・アパトウもやはりタダモノではないですね。


あと、音楽の使い方もカッコいいですよ、このドラマ。第3話のエンディングで、落ち込んでいたハンナが「これ聞いて元気出さなきゃ!」と言って、部屋の中で踊りだすの、この曲ですからね。




なんとロビンですよ!僕も好きな曲だったのでこれはうれしかったですね。あと、僕はそこまで気がつかなかったんですけど、M83に参加しているモーガン・キビーのソロ・プロジェクトのホワイト・シーの曲が使われていたという指摘も見たことがあります。


今シーズンは10話放送のようですが、音楽的にもまだなんかありそうで楽しみです。




author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 12:07
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セレブやドラマの需要も経済状況でやっぱ変わるものなのか?
 どうも。


相変わらず、あまり大きな外出が出来ない日々です。まあ、うちのワイフに関して言えば、あと1週間外出が禁止されてるのでもっと大変ですけど。


そんなワイフは最近家にいる時間、これを見ています。





この「カーダシアンズ」のシリーズですね。これ、日本で放送されているのかどうか、今ひとつわからないのですが、こっちではE!のチャンネルでほぼ毎日のように再放送をやっています。


あまりに頻繁にやっているので、いまだにそこまで興味のない僕もさすがにカーダシアン家の家族構成と家族の成り立ちの歴史くらいはわかるようになっています。


あるとき、これを見ながらふと思ったのですが、「そういや、最近、この人の方は全然見かけないな」と思ったのでした。





パリス・ヒルトンですね。この人の日本でのセレブ・ゴシップ誌での状況は僕は全くわかりませんが、少なくとも、ブラジルのそれ系の雑誌で最近この人の写真を見かけることが全くに近いくらいありません。今、この人のやってるTVシリーズもありませんしね。ちょっと前まで「パリス・ヒルトンBFF」という、「別にテメーに親友と認められたからって、それで?」みたいな寒い番組やってましたけど、それ以降、全く話題を聞かないですね。


また、この人とついでにニコール・リッチーも同様に近況聞きませんね。むしろ話題があるのは最近カントリーでヒット飛ばしているお父さんの方ですね。パリスもニコールも、今のキム・カーダシアンに比べると見かける回数10分の1以下だと思います。



では、なぜそういうことが起こってしまったのか。もちろんただ単に視聴者の「飽き」の問題があって、パリスの代替としてキム・カーダシアンに白羽の矢が立ったのもわかるんですけど、でも、それだけじゃない気がするんですね。やっぱりこれって


2008年以降の経済危機の影響がすごくありそうな気がする。


たしかにカーダシアン家にしたって裕福な家のわけです。ただ、パリスが、その普段の言動から、恵まれた家庭で育ったことをひけらかす感じだったり、金持ちの娘らしい天真爛漫なわがままさとか、そういうものを売りにしていたのに対し、カーダシアンの方は家族の話はたくさん出てくるけど、別に金持ちだであることをひけらかすような感じだったり、わがままで気まぐれな感じを「かわいらしさ」に変えて見る人の興味をひきつけているわけでもない。ぶっちゃけ言ってしまえば「何もなさすぎてかえってつまんない(苦笑)」ではあるんですが、しかし、それがゆえに、経済危機以降のご時世に見た場合、鼻につく嫌みさがないんですね。


加えて、パリスが好んでピンクとか明るい系統の色を好んだのに対し、カーダシアンが好んで黒を着る感じも、今のご時世的には合ってしまっているのかな、という感じもします。あと、キム以外の姉妹のコートニーやクロエがキムに比べると全然美人じゃないことなども嫌みにつかない感じに働いていたりするのかもしれません。


そして、最近もうひとつテレビを見ていて気になったのがコレですね。






ドラマ「ゴシップ・ガール」。これ、2007〜8年だったかな、はじまった当初はアメリカでも話題になって、向こうのティーン雑誌系やファッション雑誌系ではかなり取り上げられていたものですが、申し訳ないですが、今さっぱりです。



これの主要キャストって最初のうちはブレイク・ライヴリー、レイトン・ミースター、テイラー・モムセン、ペン・バッジリーなど、結構ひっぱりだこだったんですけど、映画出演があたってゴシップ的な話題もあるブレイク・ライヴリー以外は話題聞かなくなりましたね。



これもなんかタイミング悪かった気がするんですよね。同じハイスクールものなら、少しあとからはじまった「トワイライト」サーガや「GLEE」に完全に食われちゃった気がするし。そして、これを放送する、青春ドラマ専門局といっても過言ではないCWからしても、もうこの番組は看板番組ではなくなりつつあります。






CWの今の人気ドラマも、この「ヴァンパイア・ダイアリーズ」だったり「スーパーナチュラル」だったりしますからね。ティーン雑誌系での露出も、この2ドラマのイケメン組を見かける機会の方が増えて来てますからね。


「ゴシップ・ガール」の場合、アメリカだと、他局がこぞって人気番組をぶつけてくる月曜8時の放送だったことで視聴率で苦戦していたことに加え、これら2番組の健闘があったものだから、今や以前の局のエース扱いからだいぶランクが下がってますね。さいわいCWがレーティングをあまり重視しない局なので、来シーズンの継続も既に発表されているんですが、今の感じだと忘れられて終わる可能性が高いですね。


あと、「ゴシップ・ガール」の場合は、TV化が遅かったかなあ〜という気が否めないんですね。やっぱり、あの「ニューヨークの金持ちの子の華やかさ」というのは2000年代前半に表現してこそ説得力があったと思うんだけど、2000年代の後半の経済危機にああいうライフスタイルを見せられても共感しにくい、というのはあったんだと思います。


最近では以前紹介した「Two Broke Girls」や「Suburgatory」なんかに顕著なように、経済危機後のニューヨーク郊外を舞台にしたドラマも増えていますしね。


…って、今日の話は、明日紹介する予定のドラマ評の枕詞的な内容なんですけどね、実は。



author:沢田太陽, category:海外TVドラマ, 12:58
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最新全米チャート
どうも。





最近一番驚いたニュースは、このアゲインスト・ミーというハードコア・パンクのフロントマンのトム・ゲーブルという人が、これから性転換して女性になる、というニュースですね。普通のワイルドなパンクスに見えますが、性同一性障害なんだそうです。このアゲインスト・ミーというバンドは、ラウドなパンク・バンドとしてはインディ系のメディアの反応も良く、2007年にはSPIN誌の年間ベストアルバムにも選ばれたような人なんですけどね。これで別の意味で注目が集まりそうです。


ちょっと、どういう感じか聴いてみましょうか。

 

歌はなかなかうまい人ですね。これが女性ホルモンの注入でどう変わって行くのか見ものです。ちなみに名前はローラに改名するそうです。


ちなみに性転換で話題と言えば、あのシェールの娘さんも男に性転換して少し前からアメリカではかなり話題になってましたね。






この左の人ですね。チャズ・ボノ。この人ももうヒゲまで生えてますが、90年代まではこの人も普通に女性に見えたものです。


ちなみに、ワイフとたまに「もし自分の子供がゲイやレズビアンだったら」という話をするのですが、我が家は全然大丈夫です。というか、親の遺伝子から判断して、確率的に体育会系のマッチョに育つよりも可能性は高いと思うので。


では、そんな感じで、金曜恒例、全米チャート、行きましょう。



SINGLES

1(1)Somebody That I Used To Know/Gotye feat Kimbra
2(2)We Are Young/fun.feat Janelle Monae
3(3)Payphone/Maroon 5 feat Wiz Khalifa
4(5)Call Me Baby/Carly Rae Jepsen
5(6)Wild Ones/Fro Rida feat Sia

6(4)Glad You Came/The Wanted
7(8)Starships/Nicki Minaj
8(7)Boyfriend/Justin Bieber
9(8)What Makes You Beautiful/One Direction
10(9)Stronger/Kelly Clarkson


ゴティエが4週連続の1位ですが、上位が強すぎてTop10内に変動がほとんどありません。新たなTop10入りが全くないのが2週続いてしまいましたね。


では、そのままアルバムに行ってしまいましょう!


ALBUMS

1(-)Blown Away/Carrie Underwood
2(-)Little Broken Hearts/Norah Jones
3(-)Now 42/Various Artists
4(2)21/Adele
5(-)Strange Clouds/BoB
6(3)Tuskeegee/Lionel Richie
7(1)Blunderbuss/Jack White
8(4)Up All Night/One Direction
9(-)Smash/Soundtrack
10(-)Born Villain/Marilyn Manson



今週は初登場がいっぱいですね。1位は、さすがにケリー・クラークソンとこの人だけは本当に強い!「アメリカン・アイドル」シーズン4を制したカントリーの歌姫、キャリー・アンダーウッドの新作。売り上げも26万枚と、この時期にしては立派な売り上げです。


それに負けた形で2位にはノラ・ジョーンズ。現象的に成功した1stアルバムからズルズルとセールスは落ちて来てますが、「安心感」で売ってた時代より音楽的な自由度が上がってきたので僕は評価します。前々作ぐらいから脱皮したがってたの伝わってきてたからね。そして3位はNOWシリーズ。アメリカでももう第42弾です。


そして5位には「虎の衣を借る」のことわざが音楽界でピットブルと双璧に目立つBoBの2ndアルバム。9位には、僕もここのところ毎週見てます、ミュージカルTVドラマ「Smash」のサントラ。10位にはまだギリギリトップ10に入るくらいの人気はキープしてます、マリリン・マンソンの新作が入って来ています。


そして今週のアルバム・チャートはやはりこの人たちが話題でした。





やはりビースティ・ボーイズですね。アダム・ヤウク追悼モードは今週のビルボードでも非常に強いものでした。


この曲を収めた衝撃のデビュー作「Liscenced To Ill」は今週チャートに再登場して18位を記録しました。以下、ベスト番(1枚もの)の「Solid Gold Hits」(51位)、2nd「Paul's Boutique」(56位)、最新作の「Hot Sauce Committe Part 2」(107位)、4th「Ill Communication」(109位)、3rd「Check Your Head」(124位)、2枚ものベスト「Sound Of Science」(141位)となっています。



なんかこの結果、わかる気がしますね。90sの、ポップ・カルチャー野カリスマになってからの作品も買われているんだけど、再評価のポイントが初期に集まってる感じですね。実際、1stは「なつかしい流行りもの」感でも聴けるし、2ndはいわゆる「名盤選」みたいな企画での再発見が伝説化してる感がありますね。


さて来週ですが、シルヴァーサン・ピックアップスの新作が入ってくるのでそこからの新曲でシメましょう。












author:沢田太陽, category:全米チャート, 06:40
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