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明日あたりから映画評続きます!
 どうも!


本当は今日、映画評を更新しようかと思ったのですが、すごく疲れてて眠たいのでちょっと今日はお休みします。


ただ、映画のレヴューで書きたいのがこの週末見る分含めて3つはあるし、全部映画賞絡みの楽しみな作品なので、ご期待ください。


では、また明日。
author:沢田太陽, category:-, 11:32
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最新全米チャート
どうも。


 



これ、昨日のライブ評で話した、ブルーノ・マーズの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリットと見せかけてビリー・ジーン」〜「セブン・ネーション・アーミー」のカバー・メドレー。これ、非常によく出来ています。残念ながらこれはサンパウロ公演のものではなく、去年の全米ツアーの光景なんですけどね。でも、いずれにせよ、こういう芸当が可能なアーティストというのは僕は良いと思います。


では、行きましょう。金曜恒例、全米チャート。




SINGLES

1(2)Set Fire To The Rain/Adele
2(1)We Found Love/Rihanna feat Calvin Harris
3(3)Good Feeling/Flo Rida
4(10)Turn Me On/David Guetta feat Nicki Minaj
5(6)The One That Got Way/Katy Perry
6(4)It Will Rain/Bruno Mars
7(5)Sexy And I Know It/LMFAO
8(21)Stronger/Kelly Clarkson
9(7)Ni..gas In Paris/Jay-Z
10(15)Domino/Jessie J


アデルがこれ、アルバムからの3枚目の全米No.1ですね。この勢い、グラミーが終わってもまだ1ヶ月は続くだろうから、延べであと2ヶ月は持つでしょうね。


トップ10は2曲。先週紹介したケリー・クラークソンの「Stronger」。そういえばアメリカでは『アメリカン・アイドル』のシーズン11と、その対抗馬NBCの『The Voice』のシーズン2がはじまりましたね。僕が小耳に挟んだ情報だと、アメアイの視聴率下落が激しく、『Voice』が好調とのこと。さあ、どうなるか。


10位には現在全英No.1のジェシーJが入って来ました。『Price Tag』はトップ10を逃していたのでこれが初の全米トップ10になります。


では、アルバムに行きましょう。


ALBUMS

1(1)21/Adele
2(-)Kidz Bop 21/Kidz Bop Kids
3(3)El Camino/The Black Keys
4(4)Take Care/Drake
5(7)Talk That Talk/Rihanna
6(6)TM:103:Hustlerz Ambition/Young Jeezy
7(-)Identity/James Fortune&FIYA
8(22)Clancy's Tavern/Toby Keith
9(8)Mylo Xyloto/Coldplay
10(9)Here And Now/Nickelback


アデルはもうこれ、何度目の1位なんでしょう。…と思って調べたら17週目ですって。あと、これに7〜8週くらい足せる気がします。


2位は需要が相変わらず落ちませんね。Kidz Bopシリーズのこれが21番目。



7位の聞き慣れない名前はどうやらゴスペルのシンガーらしいですね。8位には、一体何があったか、極右カントリー・シンガー、トビー・キースがトップ10入り。共和党から変な大統領候補でも出て来たのか?そういう印象はなかったんだけどな。



さて、今日は最初がブルーノで入ったので、終わりはフローレンスでシメましょう。もう、ライブ本っ当に最高!2月1日に赤坂ブリッツで初来日公演とのことですが、ヴェニューもはじめて見るところとしてはちょうどいい広さだと思います。視覚的にも聴覚的にも魅了されますよ。


では、僕の見に行ったサンパウロの公演でも一番の盛り上がりだったところの動画が手に入ったのでこれでお楽しみ下さい。

 


author:沢田太陽, category:全米チャート, 07:48
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ライブ評:フローレンス&ザ・マシーン、ブルーノ・マーズ@サンパウロ・アニェンビ・アリーナ 1/24
 どうも!


昨日誕生日だったことは言いましたが、今日は僕の住むサンパウロが創立記念日だったので祝日です。僕がこの街に住む限り、毎年この日は休みになり、誕生日を長く祝ってもらえることになります(笑)。


そういうこともあり、今日は前から目をつけていたメキシコ料理屋にワイフとご両親と共に行き、すごく美味しいテックス・メックス(アメリカン・アレンジのメキシカン)を楽しみました。僕は日本にいるとき、初期のHard To Explainの打ち合わせは家の近所にあったメキシコ料理屋でしてたくらい大好きなのでかなり嬉しかったですね。しかも店内BGが、ちょっと南部っぽいブルース・テイストのロックか60〜70sのロック・クラシック。去年の誕生日は寿司屋を選んで大失敗(しかも酢飯じゃなかった!外国の寿司は怖い)したんですが、やっぱり僕はこういうタイプの店が性に合うのかもしれません。


で、誕生日だった昨日はこれのライブに行ってました!






サマー・ソウル・フェスティバル2012。去年、エイミー・ワインハウスを招聘したのと同じイベントです。


今年の目玉はなんと言ってもフローレンス&ザ・マシーン!!そしてヘッドライナーはブルーノ・マーズ。上の写真だとヤンキー・マンガの登場人物みたいに写ってますが(笑)。
今日はこれのレヴューを書きましょう。


まず、ハッキリ言って


ものすごく楽しめた素晴らしいショウケースでした!!!


いやあ、僕の予想した以上に楽しめましたよ〜。


まずは開演前から(ブラジルのコンサート会場事情)


仕事を終え、現地の食事が非常にお粗末なので(笑)、腹ごしらえしてから会場に向かいました。僕が夕食を取った場所から会場の最寄り駅まで5駅くらいと近かったのですが、なんせ地図の見方がよくわからない。外に出て係員に尋ねたら『バスに乗って行きな』のひとこと。会場の公式サイト、最寄り駅って書いてあったのに。すると僕の立っている脇を、20歳前後の元気のいいおねえちゃんたちと同世代のジェイムス・ブラウンのTシャツを来た野郎が歩いて行きました。『これは間違いなくアリーナに行くな』と思い、後ろを着いて行くと、途中から合流する人が増え、ダフ屋らしきいかがわしい人たちも増えて来たので、『会場がわからなかったためにコンサートに行けなかった』という情けない事態は無事避けられたのですが(笑)、しかし、これ、歩けど歩けどなかなか会場に着かない。「去年タクシーで行ったときはすごく楽だったのになあ」と思っていたら気がついたら40分歩いてました。そういうところを『最寄り駅』と平気で示せるアバウトな感覚がいかにもこの国らしいです(笑)。


まあ、時間を余裕持って見てたし、最初の2つのアクト(ディオンヌ・ブロムフィールド、ROX。共にイギリスのアクトでディオンヌはエイミー・ワインハウスのバックアップでデビューしてます)は興味なかったので問題はなかったのですが、ただ、サンパウロって、夕立がひどいところで、この日の2〜3日前からずっと夕方〜夜にかなり酷い夕立があったのでそれが心配だったんですけど、なぜかこっちに来てから野外ライブはことごとく晴れ男で来てる僕の神通力がまたも通じたのか、雨は降らずに快適な状況でライブが見れました。



フローレンス&ザ・マシーン(21:00)


僕がこのライブを行く直接のキッカケとなったのはもちろんフローレンスです。2010年の後半くらいからアメリカでのTV露出がすごく増えてパフォーマンスをいろんな番組で見て行くうちに好感を持ちはじめていたんですが、それが確信に変わったのが去年の末に発売された2ndアルバム『Ceremonials』。ここでポップな方向に振り切らず、自分の信じる方向性でややマニアックなくらいに乗り切れたことで僕の中の彼女の信頼感は上がりました。


そうした期待感はブラジルのオーディエンスも同様で、1stはさほどこちらでは注目されていなかったのですが、やはり『Dog Days Are Over』がジュリア・ロバーツの『食べて祈って恋をして』のTVCMでガンガンにかかった2010年の秋くらいから注目が上がってて、1stの拡大ヴァージョンくらいで発売があって、2ndは欧米の発売からあまりずれずにリリースされ、ブラジルのチャートで15位まで上がる程注目度があがっていました。



そんなこともあり、21:00過ぎにフローレンスが登場すると、会場からは割れんばかりの大歓声があがりましたね!それに対してフローレンスもにこやかでした。スタイルも毎度のこと注目されるフローレンス、この日はオレンジの、半ばトレードマーク化しつつある袖の部分の長いドレイプのドレス。この人、身長が175センチあるので、服着るだけでかなりの存在感が出るんですが、




ライブは新作の1曲目『Only If For A Night』で神秘的にはじまりましたが、フローレンスの場合、それがアンニュイな雰囲気を醸し出すだけで終わらないのが素晴らしい。何がすごいって


声がハンパなくバカでかい!!!


まず、これに驚きましたね。周りの音の響きが妖艶な中、まるでその空間を女王様が支配するかのように、声の芯が太く圧倒感がある。しかも、この人の場合、声が徐々に伸びて大きくなる感じ(R&Bにこのタイプが多い。ガガもこの系だと思う)じゃなくて、声の出だしから伸びまでが同じ太さのままゴーンッと行くんですね。結構、パワーにまかせた歌い方ではあるんですが、それでいて彼女の場合はしゃがれたり、シャウトしたりというのがなく、決して雑にならない。そして、アルトの音域がしっかり安定したまま、響きの良いファルセットに自然に移行出来るように、高低のダイナミズムもすごく広い。シンガーとしては最初の数曲でいきなりノックアウトされましたね。



そして、楽曲のアレンジもすごく変則的。ダブル・ドラムが生命力の強いポリリズムを野太く生み出す中、ハープとキーボードが流麗さを演出する。こういうアレンジというのは、ギター+ベース+ドラムの基本バンド・フォーマットにとらわれがちな男性的ロック頭脳からはなかなか生まれにくい。こういうところに女性的な機知をちゃんといかしているのもさすが。この、どちらかと言えばアナログな演奏形態から、元ネタがハウスである『You Got The Love』のクラブ・ビートまでしっかり表現出来た(「セックス&ザ・シティ」のTV版の最後の曲でもあるので、この日すごく人気でした)のも見事でしたね。



選曲的には1stのヒットにもかかわらず、大半を2ndの曲で占めました。よほど今回の曲の方に自信があると伺えますが、この歌声と楽曲アレンジの焦点の絞れたまとまり具合を聴くとそれも十分納得です。オーディエンスも新曲に対して反応が非常によく『What The Water Gave Me』や現在アメリカでヒット中の『Shake It Out』に対してもしっかりと合唱が起こりました。ただ、それでもやはり一番盛り上がったのはなんと言っても『Dog Days Are Over』。これはもうイントロの『パパンッ、パンッ!』の手拍子から会場全体の息がピッタリで、曲の間中、全体が大合唱でしたね。これが8曲目の演奏でしたが、もう、この時点でもう彼女はブラジル国民のハートをしっかりと掴んでましたね。


ただ、そうした代表曲が前半で多く演奏されても、彼女の勢いは落ちず、ステージでの立ち姿にはいっそうオーラがかかってきました。興が乗るにつれ彼女の動きも大きくなって行くんですが、175センチの長身から腕を広げて恍惚のポーズを取るさまは、まるで『ロックの名場面写真集』でも鑑賞してるような気分にさえなりました。




まさにこれが、そのときのライブの写真ですけど、この写真以上に、片足を前に出してあげた状態で手を差し伸べるように広げた姿は、1970年代のパティ・スミスを見ているようでさえありましたね。


それに加えて、ドレイプをひらひら動かす妖艶さはスティーヴィー・ニックスみたいだし、曲の神秘性はケイト・ブッシュみたいだし、ファルセットの伸びの良さはローラ・ニーロみたいだし。まるで70年代の女性ロック・レジェンドのエッセンスがフローレンスの中で化学反応を起こしているかのようにさえ見えました!


…と、こういう書き方すると、『おまえ、わかって言ってんのか?』と文句言う人がいそうな気がしますけど、これ、決して大げさではないです。それくらいのカリスマ性が、立ち姿と声と楽曲に現時点でしっかりと表現されていますから。ぶっちゃけ僕の中では、ホワイト・ストライプスやアーケイド・ファイアのライブをはじめて見たときに次ぐくらいの衝撃がありました!『いや〜、この人は間違いなく歴史作るなあ〜』と、だんだんとウットリしているうちにライブは13曲目の『No Light,No Light』で幕を閉じて行きました。



いや〜、こうした才能が今現在、レディ・ガガやケイティ・ペリーが流行っている裏の部分で対抗馬的にマス・レベルでしっかり支持を得ているというのはすごく健全なことです。徐々に彼女みたいなタイプの方に世間の注目の比重が傾いて行って欲しい(既にアデルがだいぶ傾けてくれたけど)ですけどね。その意味では、そういう期待感がマックスの今の時期に彼女が見れたというのはすごく貴重な体験が出来たと思いました。去年の同じ時期に同じ場所でエイミーの晩年のダッチロール・ライブを目撃しているだけに、なおさら強くそう思いました。

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このあとは、ブラジルの人気男性R&Bシンガー、セウ・ジョルジがライブをおこないました。彼はブラジルの国内チャートで1位を取れそうなくらいの位置にいる人気シンガーですが、サウンドの方は、これ日本人好きなんじゃないかな。その昔で言うところのアシッド・ジャズがちょっと入った感じですね。ビル・ウィザーズとスティーヴィー・ワンダーがまざった感じというか。ジャミロクワイ好きな人とかだと、イケる気がします。


この国の黒人のアーティストの場合、なぜかこういうテイストが強いんですよね。70sのブラック・コンテンポラリーが割とブラジル音楽的なコード進行使ってたりすることもあったりするからかもしりませんけど。今こっちでクリオロっていう名前の若手のラッパーが出て来てるんですけど、彼のバック・トラックもこんな感じだしね。


ちなみにセウ・ジョウジ、この日のステージでの立ち姿は、白いシャツをベースに赤のスーツに、金属フレームのサングラス。見ていてシルエットが鈴木雅之みたいでしたが、やってる音楽含め、似たテイストはあると思います。


僕はちょっと離れたところでお休みモードで見てたのですが、退屈はしませんでしたね。


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ブルーノ・マーズ(24:15)


そして23:30をすぎて大トリのブルーノ・マーズを待つばかりとなり、僕はフローレンスを見た地点(会場の30%くらい前方で、ステージ上手側。去年エイミーもこの位置で見ました)に戻ってきましたが、そこで驚いたのは観客がフローレンスのときとだいぶ入れ替わってることでした。


えっ、女の子と子供ばっかじゃん!


たしかにフローレンスの終わったあと、帰るお客さん多かったなと思ってたんですけど、入れ替わりで遅くやって来た人もいたんですね。ステージ前方は『男子禁制』の雰囲気さえありましたね(笑)。フローレンスも女の子のお客さんが多めでしたけど、ここまでじゃなかったですからね。


あと、驚いたのは子供!推定年齢にして8〜10歳くらいの小学生が多かったんですね、これが。今、ブラジルだとブルーノ・マーズって、アルバムがアデルの次に売れてるくらいCD売り場では目立ってるし、ラジオでも本当によくかかるんですけど、それに加えて、このくらいの年の子も買ってるティーン雑誌にも登場回数多いから、子供にも広く人気あるんですね。でも、こういう年の子がブルーノ・マーズ聴いてるんだとしたら、音楽環境的にはすごく健全だと思いましたね。少なくともそれがAKBや嵐になるよりはかなりマシな気がします。


中でも可愛らしかったのが、僕の隣にいた10歳くらいの黒人の少年でしたね。開始前からママの前で妙にソワソワしてたんですけど、いざはじまると一生懸命背伸びしてて、それを見かけた白人の青年が肩車して見せてあげたんですね。そのときのこの子の嬉しそうな顔と言ったら!そのあとも、「ああ、僕は今ヒーローと同じところにいるんだ」みたいな羨望の眼差しでブルーノをトローンと見つめてるさまがすごくキュートでした(笑)。



ブルーノのライブのはじまりは、もう割れんばかりの黄色い声の大絶叫でしたね(笑)。「ギ、ヤ、アアアアアアアア!!!!!」って感じの(笑)。さすが、ブラジル。興奮すると世界屈指にすごいです。ブルーノも出て来て、それに押されて「えっ、なに、これ?」って感じで驚いてました。


いつもオシャレなブルーノですが、この日はスーツではなく、迷彩柄のベストにブラック・ジーンズにモス・グリーンのハットといったカジュアルな装い。手にはフェンダーのギター持っています。基本ギター弾きながら歌うのはこのときはじめて知りました。



前半はアルバム収録曲メインで、有名曲は『Millionaire』と『Lazy Song』くらいだったのですが、女の子たちは大ファンなんで関係なく、どの曲でも全部合唱状態。振り返って周囲を見ると、これが面白い。エアギターならぬ、エア・シング状態!20歳そこそこと思われる女の子から、ナード男子高校生から、小学生の男女に至るまで、全員がブルーノの熱唱に負けじと顔を歪ませての熱唱状態(笑)。これには思わず吹き出してしまいました(笑)。


でも、ブルーノ、やっぱ歌い方、カッコいいんですよ。ちょっと古いたとえを使うなら、テレンス・トレント・ダービーをスウィートにした感じと言いますか。地声が高音ハスキーの人にありがちなように、声量的にやや割を食う感じではあったのですが、その分、力を入れた際の高音の出方がセクシーだし、彼の場合、踏ん張り方が強いのでものすごくエモーショナルに響くんですね。エア・シングしたくなる気分はすごくよくわかります(笑)。


そして、ライブの中盤で面白いことが起きました。それは、ステージ前を陣取ってた女の子がせ〜ので、現在ブラジルで大ヒット中の、このブログでも1/4付で紹介したミシェル・テローの『Ai Se Eu Te Pego』をブルーノに向けて突然歌いはじめたんですね。すると本人は目が点になり、「君たちが何言ってるのかさっぱりわからないけど、良いことだといいな」と返しました(笑)。


ただただブラジルのブルーノ・マーズ・ファンのパワーのすごさを思い知らされましたが、ブルーノ自身のエンターティナーぶりもさすがでしたね。興味深かったのはカバーの2曲。彼がギターでいきなりニルヴァーナの『Smells Like Teen Spirit』を引き出し「えっ、まさかカバー!?」と思った瞬間、マイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」を『Smells〜』の演奏のまま歌うという、グッチ裕三みたいなことをして来ました。と思ったら続いてはホワイト・ストライプスの「Seven Nation Army」を!「今度は何と組み合わせるんだろう」と思って見てたら、なんとそのままこの曲を歌い切ってしまいました。しかも、ほぼ完コピ状態!フローレンスほどの声量はないにせよ、歌い手としてはこの人もやはりかなり光るものを持っています。


そして最後はヒット曲の3連発。最初は『Nothing On You』。女の子を口説き落とす曲では定評のある彼ですが、この曲は中でも屈指。観客の中にはこの曲に合わせてスローダンスを踊るカップルも相当数いましたが、髪をポニーテールにした女子高生の2人組がブッチューと濃厚にキスをした光景が一番熱かったです(笑)。続いては『Grenade』。こちらはまるでメタルのパワー・バラード状態で、原曲よりもかなりハードでしたね。しかもブルーノがこの曲でメタル風のソロまでバリバリに弾くんですね、これが。まるでプリンスの「パープル・レイン」状態。この曲くらいから帰りのタクシーが気になったんで、早めに会場を後にしたのですが、そこで何人もの人のエア・シングをまざまざと目撃することにもなりました。そしてラストは『Just The Way You Are』。この曲を後にしながら僕はタクシーを拾いに行きましたが、会場整理のバイトのおねえちゃんまでもがこの曲でエア・シング状態でした。


「あ〜。アンコールで現在ヒット中の『It Will Rain』やったんだろうなあ」と思っていたのですが、アンコールでやったのはその曲ではなく、ブラジルのラジオで独自に推薦トラックとしてオンエアされまくっていた『Talking To The Moon』でシめたとのことでした。



…全体の感想ですが、すごく愉しかったですね。正直、フローレンスとブルーノ・マーズではファン層の食い合わせ的にはやや無理も感じないではなかったですが、メインストリームのポップ・ソングの提供者としてはすごく健全に思えたし、こういう機会はむしろ増えた方が若い人には良いだろうなと思いましたね。
author:沢田太陽, category:音楽ニュース, 09:43
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ブーイングの目立つ今年のオスカー・ノミネート
 どうも。


今からコンサートに行きますが、その前に今日のオスカー・ノミネーションのまとめを。


英語圏のいろんな映画サイト見てたら喧喧諤諤ですね。概して海外の映画ファンは今回のノミネート結果に納得が行っていないようです。


それをいくつかポイントをあげて見てみましょう。


1.ノミネートされてもおかしくない作品が無視されすぎ。


これは多くのファンが指摘してますね。彼らの多くが作品賞ノミネート漏れで疑問符を投げかけているのは「Melancholia」「Drive」「Tinker Tailor Soldier Spy」、この3作品が他の映画祭で文句なしの実績をあげているのに、「オスカーとの相性」を理由にことごとく却下されていることです。


まず「Melancholia」は今年度のヨーロッパ映画祭と、全米映画批評家協会賞を受賞しています。「Drive」はカンヌ映画祭の監督賞作品で、「Tinker Tailor〜」はBAFTAアワードで11部門でノミネートされています。いずれの実績で考えてもオスカーにノミネートされてもおかしくはないです。僕はこの3作品は全部見ていますが、僕の見たところでも、今年のオスカーの上位3作品(「The Artist」「The Descendants」「Hugo」)はまだ未見なのでわからないですが、少なくとも「Midnight In Paris」「The Help」「War Horse」よりは確実に作品としては上です。


たしかに「オスカーらしいか、らしくないか」の言い分もわからないではないんです。
「Melancholia」は人格的に問題があり、相次ぐ反米発言に加えヒトラー支持とも取れる発言をしたラース・フォン・トリアーを支持するとは考えにくく(笑)、「Drive」はアクション・スリラーに加えかなりインディ的、、「Tinker Tailor〜」もスパイ映画でしかもイギリス映画、ということで、どこかに引っかかりがあったのはわかります。


でも、だからと言ってレビューもイマイチでどの映画祭でもことごとく無視された「Extremely Loud And Incredibly Close」がノミネートされたってのはどうなんでしょう!!


この映画の監督のスティーヴン・ダルドリーという人は、過去全ての作品でオスカーにノミネートされ、前作「読む人」が「ダークナイト」や「レスラー」を抑えてノミネートされたときもかなり批判を浴びたのですが、それが2回も続けて起きるとは!まだ、この映画を見てないのでなんともいえないですが、上の3作品に加え「Bridesmaids」や「The Girl With The Dragon Tattoo」を支持してた人からもかなり手厳しい文句が飛んでいます。この作品がなくて、ノミネートを8作で切り上げていたらそこまで文句は飛ばなかったと思うんですが、「あんな映画が入っているのに、なぜこれが…」みたいな映画が5本もある状態では、映画ファンは納得しないでしょう。


2.レオ以上に失望感の大きい、マイケル・ファスベンダー落選


日本の映画サイトでは「レオ落選」が大きな話題となっているようですが、これまでの執拗なまでのレオ冷遇を考えると、この結果は考えられる(プラス、映画の評価はさほど高くない)のですが、それ以上にマイケル・ファスベンダーの落選を問題視してる人の方がむしろ目立ちます。


たしかに「セックス中毒の克服に挑むセクシー・ガイ」という「Shame」での役柄はオスカー向きであるとは言いにくいことはたしかです。しかし、この映画で彼はヴェネツィア映画祭の主演男優賞も取ってるし、この映画だけじゃなく11年は「A Dangerous Method」の主役や「X Men First Class」でのマグニート役を演じたことで大活躍の1年だったんです。ある映画賞ではその活躍に彼に特別賞まであげたところもあったくらいです。


同様に、「Drive」をはじめ「The Ides Of March」「Crazy Stupid Love」出演し、これまた大活躍だったライアン・ゴスリングも完全無視。これでは、歴代でも屈指の好演と評価されたクルーニーやピットに、いわれのないとばっちりが飛ぶのも無理はないか。せいぜい、ファスベンダーかライアンはノミネートすべきだったと思います。


3.助演でのアルバート・ブルックス落選

これも憤慨してる人が多かったですね。
だって、この人、直前まで「本命の1人」として見られてましたから!事前の前哨戦では、本命のクリストファー・プラマーと競ってる状態だったのになぜ落選か?「Drive」の冷遇の犠牲がここに及ぶとは。


4.助演女優での「The Descendants」のシェイリーン・ウッドリー落選


これも文句が多かった。人によっては「クルーニーを食ってた」という人まで見かけましたからね。たしかに助演女優の場合、「The Help」の2人は鉄板だったし、「The Artist」のベレニスも勢い考えたら分かるし、個人的には「Bridesmaids」からメリッサ・マッカーシーが入ったのもすごくうれしいんです。しかし


評判のたいしてよくない「Albert Nobbs」から2人も役者がノミネートされる必然があったのか。


これもなんか臭いんですよね。「Extremely〜」同様、事前のバズが直前まで高くて公開後に急速にしぼんだ。なのに「?」のノミネート。事前になにかあったか?


で、オスカーそのものの予想ですが。


今度の土曜のDGA(全米映画監督協会賞)で「The Artist」が勝てば、スンナリとオスカーも確実でしょう。


先日発表された、オスカー的中率の高いPGA(全米製作者協会賞)でもすでに受賞済みなわけです。それ以上に的中率の高いDGAで勝利したら、もうなおさらでしょう。


しかし

仮にDGAをマーティン・スコセッシに取られたら「Hugo」の可能性も浮上してくる。


ということも起こりうるでしょうね。実際、ノミネートの数だけなら「Hugo」が最多だし、技術部門はかなりの数を受賞することにもなるでしょう。加えてゴールデン・グローブでも監督賞ですからね。


「The Descendants」はシェイリーンのノミネート落ちが響いて勢いをやや失ったか。


まあ、いずれにせよ、現時点では「The Artist」が有利ですね。


author:沢田太陽, category:映画, 04:50
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第84回アカデミー賞ノミネート
 Best Film

The Artist
The Descendants
Hugo
The Help
Tree Of Life
Moneyball
War Horse
Midnight InParis
Extremely Loud And Incredibly Close


Best Director

Michel Hazanavicius(The Artist)
Alexander Payne(The Descendants)
Martin Scorsese(Hugo)
Woody Allen(Midnight In Paris)
Terrence Malick(The Tree Of Life)


Best Leading Actor

George Clooney(The Descendants)
Brad Pitt(Moneyball)
Jean Dujardim(The Artist)
Damian Bichir(A Better Life)
Gary Oldman(Tinker Tailor Soldier Spy)


Best Leading Actress

Meryl Streep(The Iron Lady)
Michell Williams(My WeeksWith Marilyn)
Rooney Mara(The Girl With Dragon Tattoo)
GlennClose(Albert Nobbs)
Viola Davis(The Help)


Best Supporting Actor

Kenneth Branagh(MyWeeksWith Marilyn)
NickNolte(Warrior)
JonnaHill(Moneyball)
Christopher Plummer(Beginners)
MaxVonSydow(Extremely Loud And Incredibly Close)

Best Supporting Actress

Octavia Spencer(The Help)
Jessica Chastain(The Help)
Berenice Bejo(The Artist)
MelissaMcCarthy(Bridesmaids)
Janet McTeer(Albert Nobbs)


Best Adapted Screenplay

The Descendants
Hugo
The Ides Of March
Moneyball
Tinker Tailor Soldier Spy


Best Original Screenplay

The Artist
Bridesmaids
Midnight In Paris
A Separation
Margin Call


Best Animation

Rango
Kung Fu Panda 2
Puss In Boots
A Cat In Paris
Chico&Rita


Best Foreign Film

Bullhead(Belgium)
Monsier Lazhar(Canada)
A Separation(Iran)
Footnote(Israel)
In Darkness(Poland)


Original Song

Man Or Muppets(The Muppets)
Real In Rio(Rio)


Original Score

The Adventure Of Tintin
The Artist
Hugo
Tinker Tailor Soldier Spy
War Horse


Visual Effect

Harry Potter And The Deathly Harrow Part2
Hugo
Real Steel
Rise Of The Planet Of Apes
Transformer 3


Sound Edit

Drive
The Girl With Tha Dragon Tattoo
Moneyball
Transformer 3
War Horse


Sound Mix

The Girl With The Dragon Tattoo
Hugo
Moneyball
Transformer 3
War Horse


Art Direction

The Artist

Harry Potter And The Deathly Harrow Part2

Hugo
Midnight In Paris
War Horse


Photography

The Artist
The Girl With The Dragon Tattoo
Hugo
The Tree Of Life
War Horse


Costume Design

The Artist
Hugo
Jane Ayre
W.E.


MakeUp

Harry Potter And The Deathly Harrow Part2
Albert Nobbs
The Iron Lady


Edit

The Artist
The Descendants
The Girl With The Dragon Tattoo
Hugo
Moneyball










































































author:沢田太陽, category:映画, 22:33
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最新全米映画興行成績
どうも。


実は今日、誕生日だったりします。もう、あまり、何歳か自体は語りにくくなりつつありますが(笑)。


本当はこういうときこそゆっくりしたいものですが、こういうときに限ってバタついてます。仕事も立て込んでる上に、明日はオスカーの発表があり、夜はライヴですからね。結構たいへんです。



では火曜日恒例、全米映画興行成績を(ポスターをクリックするとトレイラーが見れます)。 


1(-)Underworld Awakening


2(-)Red Tails


3(1)Contraband
4(36)Extremely Loud And Incredibly Close


5(2)Beauty And The Beast(3D)
6(-)Haywire

7(4)Joyful Noise
8(3)Mission Impossible:Ghost Protocol
9(5)Sherlock Holmes:A Game Of Shadows
10(11)The Iron Lady



今週トップ10の半分入れ替わってますね。そろそろ年末から公開の映画に飽きて来たところでしょうか。


1位で初登場は「Underworld」の第4弾「Underworld Awakening」。このシリーズも案外続いてますね。ちょっと今回は時間ないのでストーリーなどは省かせてください。


興収は2800万とまずまずですが、Metacritic評価は42点とそこまで芳しくありません。そろそろ惰性がキツくなって来たかな。


2位で初登場はキューバ・グッディングJrとテレンス・ハワードという、黒人の渋い実力派2人が並んだ「Red Tails」。第二次世界大戦における黒人兵の姿を描いた実話ベースの物語です。プロデュースをつとめたのはジョージ・ルーカスで、彼のルーカス・フィルムでの制作です。


ルーカスは「この映画に出資してくれるところがハリウッドではほとんどなかった」とハリウッド内で人種差別が依然残っているとの告発を最近していました。僕は90sの初頭に黒人映画が台頭しはじめたときに随分といろんなものを見てますが、あの頃よりは黒人俳優も監督も随分いい条件で作らせてもらえるようになったものだと思っていたんですが、現実はまだそこまで甘くないようです。


ただ、そうした労作にも関わらず映画の評判自体はそこまで高くなく、Metacriticでは46点。この内容ならもう少し高いレヴューを期待したかったところではあります。



拡大公開で4位に急浮上は人気小説「ものすごくうるさくて、ありえないほどちかい」の映画版。これ、原作が人気作で、9/11扱っていて、監督がオスカーと非常に相性のいいスティーヴン・ドールドリーということもあり、公開直前までオスカー有力作品のひとつと目されていたんですが、公開後の評判が芳しくなく、Metaxriticでは44点に終わり、それと共に賞レースからは完全に撤退してしまいました。主人公の子役の子の演技はすごく評判いいみたいですけどね。


6位はスティーヴン・ソダーバーグ監督の前作「Contagion」からわずか3ヶ月で発表された新作アクション映画「Haywire」。これ、主人公の女性はジーナ・カラーノといって総合格闘家の人ですね。ソダーバーグはプロ・ストリッパーを主役に映画作っているような人ですが、思わぬ素材を見つけてくるのが得意みたいですね。


ちなみに、一時は引退も囁かれていたソダーバーグですが、今年もこのあともう1本、来年も1本既に決まっていて、引退どころか大量生産モードです。


10位には先週紹介しました「The Iron lady」が入ってきました。


来週ですが、僕の住んでいるところの映画館の予告編でもなぜか気合い入った宣伝活動をしている「Man On A Ledge」。こちらのトレイラーで今日は締めましょう。正直、トレイラー見ただけだとあまり面白くなさそうなアクション映画なんですけど、どうでしょう。主役はサム・ワーシントンですが、個人的にはコメディ演技をやらないシリアス・モードのエリザベス・バンクスだったりします。




author:沢田太陽, category:全米映画興行成績, 07:10
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